作成日:2020年9月12日
コシナから発売されているVoigtländer NOKTON Classic 35mm F1.4。
屋外で撮影してきたスナップ写真はこちらで紹介しましたが、今回はカフェで撮影してきた写真を取り上げたいと思います。
タイトルにて記したように、このレンズが“究極のカフェレンズになる3つの理由”とは?
1.カフェで持ってても怪しまれないサイズ。
最大径×全長はφ67×39.6mm。(※フィルター径はφ58mm)
重量:262g。
F1.4のとても明るいレンズでありながら、このサイズ、この軽量感。
オートフォーカス機能は付いていないことを差し引いても、このサイズ、この軽さは保有しているレンズの中で持ち運びやすさNO.1レンズです。
カフェに行くのに、わざわざ大型リュックを背負って行かなくても良いんです。
小さいショルダーバッグやボディバッグから、ささっと取り出せるんです。
ささっと取り出して、スマートに撮影できる。
カフェで撮影していても、周囲の目を気にすることが減りました(※多少は気を遣ってくださいね)
2.寄って撮影できる、最短撮影距離30cm
最短撮影距離とは、レンズの先から被写体までの距離ではありません。被写体にピントを合わせることができる最短の撮影距離のことを指します。この最短撮影距離が短いほど、被写体に寄って撮影することができます。
カフェで着席してカメラを向ける、被写体となる料理や食器、小物の撮影など。
いわゆるテーブルフォトでは最短撮影距離30cm(場合によっては40m)以下が理想と言われており、この条件も満たしたレンズということになります。
3.ボケ量が半端ない
この説明は、実際に撮った写真を見てもらった方が早いです。

焦点距離:35mm 絞り値:f/1.4 露出時間:1/160秒 露出補正:±0 ISO:400 フラッシュなし 三脚使用なし
見てくださいこの写真。手前のカップにピントを合わせ、開放F値1.4で撮るだけで、背景はボケボケですね。向かいの席に置いてあるカップさえもボケボケです。外の光も、良い具合に玉ボケになってくれています。

焦点距離:35mm 絞り値:f/1.4 露出時間:1/160秒 露出補正:±0 ISO:640 フラッシュなし 三脚使用なし
こちらは、インスタ映えカフェとしても有名な、京都のあのカフェですね。
比較的空いている時間帯を選びましたが、30分待ちぐらいは当たり前。
案内された席が窓際だったので、外の光を入れて撮影。
カフェだと、座ってじっくり落ち着いてピント合わせができるので、Voigtländer NOKTON Classic 35mm F1.4のようなマニュアルレンズでの撮影にはぴったりな場所だと思います。
とは言え、撮影に没頭し過ぎて、あったかい料理が冷めたり、冷たい料理が溶けたりしちゃわないように注意は必要ですが(^^;
▼このレビュー/作例で使用したカメラ
▼このレビュー/作例で使用したレンズ