作成日:2020年6月30日
2020年5月に発売されたTAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD(ModelA056)。
発売されたばかりですが、早くもボケが美しいと好評のこの大口径望遠ズームレンズを持って、6月の花景色を撮影してきました。

焦点距離:115mm 絞り値:f/4.0 シャッタースピード:1/250秒 露出補正:±0 ISO感度:100 フラッシュなし 三脚使用なし
どうですか、f4に絞ってのこのボケ具合。
後ボケはとても柔らかく映し出されています。

焦点距離:104mm 絞り値:f/4.0 シャッタースピード:1/125秒 露出補正:±0 ISO感度:125 フラッシュなし 三脚使用なし
こちらの写真なんかは丸まる玉ボケのオンパレード。

焦点距離:180mm 絞り値:f/5.0 シャッタースピード:1/125秒 露出補正:±0 ISO感度:250 フラッシュなし 三脚使用なし
雨の雫もばっちり撮影。
オートフォーカスは高速で、正確にピントを合わせてくれます。
動きものはまだ撮影していないので、AF-Cの性能は現時点では未知ですが、動きもののシーンでも期待は裏切らないでしょう。
重さ810gはレンズとしては決して軽いとは言えませんが、全域で開放F2.8通し望遠ズームレンズとしてこの軽さは驚異的。
このTAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD(ModelA056)レンズが登場するまで、Eマウント用フルサイズの交換レンズでF2.8通しの望遠ズームレンズが欲しい場合は、Gマスターレンズ(FE 70-200mm F2.8 GM OSS)一択でしたが、Gマスターレンズは確かに素晴らしいレンズではありますが、いかんせん1480gと重い。
それがTAMRON 70-180mm F/2.8 Di III VXD(ModelA056)だと、Gマスターレンズの重さ約半分、価格に至っては3分の1。それでこの撮れ具合。
テレコンバーターには対応していないので、フルサイズとしての望遠側の焦点距離は180mが最大になりますが、
むしろこれから撮っていくうちに「200mmは無くても180mmで十分」と思わせてくれる気がしています。
マクロ撮影やポートレート撮影にも優れているので、色んなシーンで使えそうなこの携帯性にも優れたレンズは、必需品になりそうです。
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