作成日:2019年10月25日
TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD (Model A036) の開放F値2.8でのボケ具合をチェックできたところ、次は暗所での撮影シーン。
瀬戸内国際芸術祭の展示会場は限られた空間の為、三脚なんか立てられませんので全て手持ち撮影です。

焦点距離:28mm 絞り値:f/2.8 シャッタースピード:1/13秒 露出補正:+0.7 ISO感度:2500 フラッシュなし 三脚使用なし
実はここ、真っ暗な空間で、現地では照らし出された盆栽が見えただけだったのですが、あとでAdobeライトルームで現像してみたら、現場では見えなかった暗闇の中に散らばっていた瓦礫が、くっきりと映されていました。

焦点距離:28mm 絞り値:f/2.8 シャッタースピード:1/25秒 露出補正:±0 ISO感度:2500 フラッシュなし 三脚使用なし
こちらは、手前に展示されているマウンテンバイクのホイールは、動いていませんが、
後ろのスクリーンに映し出されている映像は動いてます。

焦点距離:28mm 絞り値:f/2.8 シャッタースピード:1/20秒 露出補正:±0 ISO感度:4000 フラッシュなし 三脚使用なし
こちらは、真っ暗な空間の中で、外から漏れてくる自然光を浮き上がらせているような作品。
何枚も突き出されれているのはアクリル板。
光の当て方を工夫したり、露出をマイナスにすれば、アクリル板の汚れや傷を隠すこともできたのかなと、後から思いましたが、荒れてる感じも悪くはありません。

焦点距離:28mm 絞り値:f/2.8 シャッタースピード:1/20秒 露出補正:±0 ISO感度:4000 フラッシュなし 三脚使用なし
ちょっと変わったアングルで撮ってみようと、アクリル板を手前に入れて前ボケに。
いかがでしょうか。ISO感度2500~4000で撮影していたので、この点をネガティブ要素として捉えるかは人それぞれですが、暗い場所でもよく撮れる、しかも手持ちで撮れるので、旅行などで荷物を最小限にしたい時にも、このレンズ、使い勝手が良さそうです。
▼このレビュー/作例で使用したカメラ
▼このレビュー/作例で使用したレンズ